隅田研究室 -Suda Laboratory-

News & Topics

糖鎖ナノテクノロジー共同研究講座開講（2022.4.1, 鹿児島大学)

株式会社スディックスバイオテックとの共同研究講座である糖鎖ナノテクノロジー共同研究講座を開講しました！

Bioconjugate Chemistry の Virtual Issue に論文が再掲載されました（2022.1.21）

合成低分子TLR7リガンド・α-マンノース共固定化金ナノ粒子（1V209-αMan-GNPs）の開発に関する論文が、Bioconjugate Chemistry のVirtual Issue "Vaccine Strategies" に再掲載されました。近年のワクチン開発において、重要な発展を報告した約30報の中の1報に選抜されました。

Gold nanoparticles coimmobilized with small molecule toll-like receptor 7 ligand and α-mannose as adjuvants.

Shinchi H., Yamaguchi T., Moroishi T., Yuki M., Wakao M., Cottam H., Hayashi T., Carson D., Suda Y.
Bioconjugate Chem 2019, 30(11), 2811-2821. doi.org/10.1021/acs.bioconjchem.9b00560

Joint Symposium of JTBW2021 and KNJS 2021（2021.11.22-11.23, 鹿児島大学 & Web開催）

Joint Symposium of JTBW2021 and KNJS 2021で、立尾清悟君 (D2)、小牧史和君 (M2)、橋口允紀君 (M1) の3名が研究成果を発表しました。日台合同シンポジウム (第11回) とKU-NDSU合同シンポジウム (第6回) の合同開催となった本シンポジウムは、国立成功大学・ノースダコタ州立大学の参加者はオンラインで、鹿児島大学・大阪大学の参加者が鹿児島大学に集まり、ハイブリッド形式で開催されました。学生は慣れない英語でのポスター発表 (4分30秒) も堂々とこなしました！来年こそは全参加者が現地に集合して開催できますように、、、（※撮影の時のみマスクを外しました）

発表演題：
『Development of chimeric antigen receptor expressed natural killer cells for immunotherapy against adult T cell leukemia』（立尾清悟君）
『Glyco-nanoadjuvants: Effect of spacer length between gold nanoparticles and synthetic small molecule TLR7 ligand for immunostimulatory activities』（小牧史和君）
『Preparation of sialyl Tn antigen binding single chain variable antibody and its binding analysis to membrane protein from cancer cells』（橋口允紀君）

第94回日本生化学会大会（2021.11.3-11.5, Web開催)

第94回日本生化学会大会で、立尾清悟君 (D2)、小牧史和君 (M2)、橋口允紀君 (M2) が研究成果を発表しました。今年度も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、Web開催となりました。立尾君は立派に口頭発表をこなしました（写真を取り損ねました、、、）。

発表演題：
『成人T細胞白血病細胞に特異的に結合する一本鎖抗体をキメラ抗原受容体として導入したナチュラルキラー細胞の開発』（立尾清悟君）
『糖鎖ナノアジュバント：合成低分子TLR7リガンドと金ナノ粒子とのリンカー長が免疫増強活性に与える影響』（小牧史和君）
『シアリルTn抗原結合性一本鎖抗体の調製とがん細胞由来膜タンパク質への結合性解析』（橋口允紀君）

第40回日本糖質学会年会（2021.10.27-10.29, かごしま県民交流センター)

第40回日本糖質学会年会で、橋口允紀君（M1）、早瀨嶺磨君 (M1) が研究成果を発表しました。約2年ぶりの現地開催の学会で熱い議論ができ、非常に良い刺激を受けました！（※撮影の時のみマスクを外しました）

発表演題：
『N-グリコリルノイラミン酸含有シアリルTn抗原に結合する一本鎖抗体の開発』（橋口允紀君）
『GlcNAc-IdoA配列をもつヘパラン硫酸部分構造に関する合成研究』 (早瀨嶺磨君)