大阪・関西万博において、金子准教授、大学院生の山口幸輔さん (M2)、中島優さん (M1) が、未来社会ショーケース事業「グリーン万博」の実証実験に参加しました。
金子研究室では、現在、国の大型プロジェクト(NEDO)「ムーンショット型研究開発事業『“ビヨンド・ゼロ“社会実現に向けたCO₂循環システムの研究開発』(プロジェクトマネージャー:九州大学・藤川茂紀教授)」に参画しています。
このプロジェクトでは、独自の分子設計技術を基盤とし、シリコーンをベースとした高性能な「分離ナノ膜」を開発しています。この膜を用いることで、大気中からのCO₂を回収する技術、Direct Air Capture(DAC)の実現を目指しています。さらに、回収したCO₂を再利用し、炭素燃料を製造するCO₂循環システムの構築に貢献しています。
未来社会を体験できる「万博」という貴重な場で、研究成果を実証できたことは、大変意義深い機会となりました。これからも、持続可能な社会の実現に向けて、革新的な技術開発に挑戦し続けます!
